2011年 02月 05日
『静かな漠音』のための考察(試作品)@YOKOHAMA DANCE COLLECTION EX2011 |
今日はYOKOHAMA DANCE COLLECTION EX2011 のコンテンポラリーダンスショーケース で鐘岡美心さんの振付け作品「『静かな漠音』のための考察(試作品)」を撮影させて頂いた。
コンテンポラリーダンスショーケースの前には「くじ引きダンス」というインプロセッションもあり、鐘岡美心さんはそちらにも出演されるという事で、そちらも撮影させてもらうつもりで会場に向かった。しかし、今回は撮影だけでなくUSTREAM配信も予定していたのだが、会場に入るとソフトバンク回線もUQ WIMAX回線もほぼ繋がらない状態だった。
だが、電波がかなり弱く不安定ながらも公衆無線サービスの電波がキャッチ出来たので、他に選択肢がないと思い大急ぎでワンディプランへの入会登録をする。入会手続きにやや時間がかかり焦ったが「くじ引きダンス」開演前に上演スペースに入る事が出来た。
しかし、機材をセッティングして電波状態を確認すると、ほぼ電波がない状態。展示スペースでも電波は不安定だったので、電波状態が回復する事を期待して待ってみたが、一向に回復しないため、おそらく上演スペース内は上演に使用するワイアレス機器等への影響を考えて電波をシールドしているのではないかと判断し、USTREAM配信不能な事をネットに書き込む為に一度上演スペースを出て展示スペースでネットへの書き込みを済ませて上演スペースに戻ると、鐘岡美心さんの出番が始まってしまっていた。
カメラを最前列の席に置いて来たので、なす術も無く立ち見で鐘岡さんの出番を観終えて席に戻った。最後に全員出演のセッションが行われたが、鐘岡さんの出番は少なく、あまり写真も撮れなかった。残念だが、仕方ない。
「『静かな漠音』のための考察(試作品)」は鐘岡さんの振付け作品だが、鐘岡さん自身は出演しない。僕が鐘岡さんの作品を撮影するようになって、鐘岡さん自身が出演されない作品を撮るのは今回が初めてだ。
出演は鐘岡さんが主宰する、屋外即興稽古の参加メンバーで結成されたNUUというパーフォマンスユニットだという事だ。
作品の内容は今まで僕が観て来た鐘岡さんの作品とは大分違うものであると感じた。勿論、鐘岡さんらしい所は随所にあるのだが、僕がそう感じたのはやはり鐘岡さん自身が出演されていない事が大きかったのかも知れない。
5人のダンサーが出演する作品であり、その点に重点を置いて振付けされていると感じた。女性5人それぞれ個性も違うし、考え方や好みやダンスの技量も違うであろう5人がひとつの作品を踊るという事に意味があるのだろう。
てんでばらばらに踊るシーンもあれば、群舞の様に一緒に踊るシーンもある。群舞のシーンも奇麗に揃って踊るという訳ではないし、衣装もバラバラだ。それはまるで、人はそれぞれ自分の個性を大事にして生きていくものだというメッセージの様でもある。
女3人寄ればかしましいという言葉もあるが、5人の個性の違う女性達のよる踊りは華やかで楽しいものだった。5人の出演者がそれぞれ楽しんで踊っているという印象だった。
公演後、鐘岡さんと話をしたのだが、鐘岡さんは以前にもこういう内容の振付け作品はよく作ったという事で、特に新しい作品を作ったという意識はなさそうだった。
でも、僕にはNUUという新しいプロジェクトを始めて、最初の公演であった事もあり、鐘岡さんの新しいチャレンジの始まりという事を強く感じられた作品だったと思う。
これから、鐘岡さんとNUUがどの様な方向に進んでいくのか、楽しみにして行きたいと思う。
鐘岡美心公式blog:http://blog.goo.ne.jp/shizuaraki/
コンテンポラリーダンスショーケースの前には「くじ引きダンス」というインプロセッションもあり、鐘岡美心さんはそちらにも出演されるという事で、そちらも撮影させてもらうつもりで会場に向かった。しかし、今回は撮影だけでなくUSTREAM配信も予定していたのだが、会場に入るとソフトバンク回線もUQ WIMAX回線もほぼ繋がらない状態だった。
だが、電波がかなり弱く不安定ながらも公衆無線サービスの電波がキャッチ出来たので、他に選択肢がないと思い大急ぎでワンディプランへの入会登録をする。入会手続きにやや時間がかかり焦ったが「くじ引きダンス」開演前に上演スペースに入る事が出来た。
しかし、機材をセッティングして電波状態を確認すると、ほぼ電波がない状態。展示スペースでも電波は不安定だったので、電波状態が回復する事を期待して待ってみたが、一向に回復しないため、おそらく上演スペース内は上演に使用するワイアレス機器等への影響を考えて電波をシールドしているのではないかと判断し、USTREAM配信不能な事をネットに書き込む為に一度上演スペースを出て展示スペースでネットへの書き込みを済ませて上演スペースに戻ると、鐘岡美心さんの出番が始まってしまっていた。
カメラを最前列の席に置いて来たので、なす術も無く立ち見で鐘岡さんの出番を観終えて席に戻った。最後に全員出演のセッションが行われたが、鐘岡さんの出番は少なく、あまり写真も撮れなかった。残念だが、仕方ない。
「『静かな漠音』のための考察(試作品)」は鐘岡さんの振付け作品だが、鐘岡さん自身は出演しない。僕が鐘岡さんの作品を撮影するようになって、鐘岡さん自身が出演されない作品を撮るのは今回が初めてだ。
出演は鐘岡さんが主宰する、屋外即興稽古の参加メンバーで結成されたNUUというパーフォマンスユニットだという事だ。
作品の内容は今まで僕が観て来た鐘岡さんの作品とは大分違うものであると感じた。勿論、鐘岡さんらしい所は随所にあるのだが、僕がそう感じたのはやはり鐘岡さん自身が出演されていない事が大きかったのかも知れない。
5人のダンサーが出演する作品であり、その点に重点を置いて振付けされていると感じた。女性5人それぞれ個性も違うし、考え方や好みやダンスの技量も違うであろう5人がひとつの作品を踊るという事に意味があるのだろう。
てんでばらばらに踊るシーンもあれば、群舞の様に一緒に踊るシーンもある。群舞のシーンも奇麗に揃って踊るという訳ではないし、衣装もバラバラだ。それはまるで、人はそれぞれ自分の個性を大事にして生きていくものだというメッセージの様でもある。
女3人寄ればかしましいという言葉もあるが、5人の個性の違う女性達のよる踊りは華やかで楽しいものだった。5人の出演者がそれぞれ楽しんで踊っているという印象だった。
公演後、鐘岡さんと話をしたのだが、鐘岡さんは以前にもこういう内容の振付け作品はよく作ったという事で、特に新しい作品を作ったという意識はなさそうだった。
でも、僕にはNUUという新しいプロジェクトを始めて、最初の公演であった事もあり、鐘岡さんの新しいチャレンジの始まりという事を強く感じられた作品だったと思う。
これから、鐘岡さんとNUUがどの様な方向に進んでいくのか、楽しみにして行きたいと思う。
鐘岡美心公式blog:http://blog.goo.ne.jp/shizuaraki/
by ko1kubota
| 2011-02-05 22:48
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