2005年 08月 16日
キヤノン タイマーリモートコントローラー |
キヤノンのタイマーリモートコントローラーを購入した。神宮花火大会での悔しい思いが薄れない内に買わないと、滅多に必要なものではないので、また必要になった時に買えば良いやという気持ちになってしまって、急に使いたい局面に出くわして同じ後悔をしないようにと決断したのだが、特に使う予定がないのに購入するのには定価1万6千円と少々高い。
余り多く売れるものではないから割高だという理屈は分かるが、タイマー機能のないリモートスイッチでも5千5百円と十分に高い。単なるリモートスイッチ自体千5百円もすれば十分なものではないかと思うし、それにタイマー機能を加えたタイマーリモートコントローラーはそれに千円上乗せする位で十分だろう。
余り売れないからという理由でリモートスイッチの価格が既に割高な5千5百円に設定されているのだから、タイマーリモートコントローラーはそれに千円上乗せ程度で良さそうな気がするし、百歩譲ったとしてもせいぜい1万円以下の価格で十分ではないかと思う。
仮にリモートスイッチの価格が適正だとしても、それにタイマー機能を加えるだけで、1万円以上も高くなるのは、どうにも納得がいかない。タイマー機能なんてデジタル腕時計に搭載されている機能とさして変わらないし、デジタル腕時計なんて千円も出せば買えるのだから、割高と言ってもその2、3倍ならまだ納得出来るが10倍となるとどうにも納得がいかない。
その価格の高さが、今まで購入していなかった理由でもあるのだが、値段が不満だからといって、他社からキヤノンのEOS DIGITALで使えるインターバルタイマーが売られている訳でもなく、他に選択肢が無いので必要であれば純正品を買うしかない。競争のない市場というのが、いかに消費者に取って不利なものであるかが良く分かる。
それでも、キヤノンユーザーは必要とあらば、純正のインターバルタイマーが手に入るだけまだ恵まれている。他社の一眼レフにはリモートスイッチはあっても純正のインターバルタイマーはないという場合もあるのだから。
折角購入したのだから使いたくなるのが人情だし、特に本来の機能から考えると異常な程高い出費をしたからには使わないともったいないという心理も働くのだが、購入してから天気が悪く、なかなかインターバル撮影の機会がなかった。
今日は晴れではないが、雲がなかなか良い感じで出ているので、インターバル撮影には良さそうだ。杉浦君の家で杉浦君の仕事のお手伝いだったのだが、三脚を担いで行ってベランダでインターバル撮影をさせてもらった。それをムービーにしたのがこちら。
約4時間の長時間のインターバル撮影を行った。かつてはインターバル撮影はシャッター手押しで行っていたので、常にかかり切りでなければ出来なかったし、体力的にも相当きつく、最長でも1時間半が限界だったのだが、ほったらかしにして仕事をしている間に4時間ものインターバル撮影が出来てしまうのは非常にらくちんだ。勿論、手押しの時は心の中でカウントしていたのでインターバルタイムは正確ではないのに対し、タイマーを使ったものは正確なのでムービーにしてもスムーズだし調整の必要もない。
高かったけど、やはり高かっただけの効果は実感出来る。もっとも、それは最初から分かっていたので高いと思いつつも購入したのだが、どうせ買うならもっと早く買っておけば随分楽が出来たのにと思う。
それにしても、他の建物に余り邪魔されず空が撮れるベランダがあるというのは羨ましい。僕の部屋では空は撮れないので、インターバル撮影をしようと思ったら、どこか公園等へ出かけて行って撮るしかなく、インターバルタイマーを使ったとしてもカメラのそばにはいなければいけないので、楽ではあってもほったらかしにして他の事をするという訳にはいかない。
これで、ベランダが西向きで夕日が撮れたらもっと素晴らしいのだが、よく考えると西日の当たる部屋は普通不人気だし、西向きにベランダのある部屋なんて余りないだろうか?
もし、そんな部屋があって家賃が安かったら引っ越したいと思うのだが・・
by ko1kubota
| 2005-08-16 23:31
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