2009年 12月 27日
lente. Studio Performance @代沢東地区会館 |
今日は荒木志水さんが、荒枝志津という別名で電子音響家・柳本和宏さんと結成した即興ユニット、lente. のStudio Performanceを撮影させて頂いた。
実はパフォーマンスの前にプロフィール用写真の撮影もさせて頂いたのだが、ここでは恥ずかしくて書けない程大ボケな理由で遅刻した上に、遅刻で動転した気が納まらないうちに開始した撮影でもミスを重ねてしまい、lente.のお二人には大変ご迷惑をおかけしてしまった。
特に初対面の柳本さんの僕の第一印象は最悪なものになったに違いないと思うのだが、非常に親切に暖かく接してくださり、その人間性に甚く感激した。荒木さんはとても素晴らしいパートナーに出会ったのだと思う。
荒木さんの撮影はいつもはゲネプロのみだったが、今回は本番のみという事でシャッター音のしないカメラでという条件だった為、いつものデジタル一眼レフではなく、コンシューマーデジカメのLUMIX FZ50で撮影した為に、流石に高感度ノイズが多く画質は良いとは言えないが、それでも非常に暗い照明下での動きのあるダンスの撮影という悪条件である事を考えるとよく頑張ってくれたと思う。
以前、星さんのライブ撮影で使用したLUMIX FZ30が気に入ったので、ノーマルのSDカードしか使えないFZ30からSDHCカード対応の後継機FZ50に買い替えて臨んだのが、操作性が向上していたり、レンスポンスが良くなっていたり、より撮影しやすいカメラになっていて、感心した。
パフォーマンスは、先ず荒木志水さんのソロで始まり、荒木さんの過去の公演で出演されていた井田亜彩実さん、加藤紗希さん、山下彩子さんのソロと続いて行った。
井田亜彩実さん
加藤紗希さん
山下彩子さん
4人それぞれ個性の違うダンスで、なかなか興味深かった。そして、10分程の休憩を挟んでlent.のパフォーマンスが始まった。
柳本さんの音楽(とは言わないのかもしれない。では何と言うのだろう?シンプルに音と言うべきなのだろうか?)は非常に前衛的であり、荒木さんの今までの作品の音楽とは方向性がかなり異なるものだった。
必然的に荒木さんの踊りも今までのものとは少し違ったアプローチをしている様に思えた。無論、そうでなければ別名を使ってソロとは別にユニットで活動する意味はないだろうから当たり前の事であろう。
柳本さんの作り出す音が、無機質で非感情的なものである為、荒木さんの踊りにもいつもの様な物語性は希薄であると感じた。しかし、その事が却って彼女の本質的な部分の表現を浮き上がらせて来ている様な効果があると思えた。
lent.の活動はまだ始まったばかり。即興ユニットという事なので、即興を重ねる毎に成長し、進化して行く事だろうと思う。この二人のコラボレーションがどの様な方向に向かい、どの様なものに到達するのか楽しみにしたいと思う。
EDASHISU 荒枝志津 Shizu Araki Blog : http://blog.goo.ne.jp/shizuaraki/
実はパフォーマンスの前にプロフィール用写真の撮影もさせて頂いたのだが、ここでは恥ずかしくて書けない程大ボケな理由で遅刻した上に、遅刻で動転した気が納まらないうちに開始した撮影でもミスを重ねてしまい、lente.のお二人には大変ご迷惑をおかけしてしまった。
特に初対面の柳本さんの僕の第一印象は最悪なものになったに違いないと思うのだが、非常に親切に暖かく接してくださり、その人間性に甚く感激した。荒木さんはとても素晴らしいパートナーに出会ったのだと思う。
荒木さんの撮影はいつもはゲネプロのみだったが、今回は本番のみという事でシャッター音のしないカメラでという条件だった為、いつものデジタル一眼レフではなく、コンシューマーデジカメのLUMIX FZ50で撮影した為に、流石に高感度ノイズが多く画質は良いとは言えないが、それでも非常に暗い照明下での動きのあるダンスの撮影という悪条件である事を考えるとよく頑張ってくれたと思う。
以前、星さんのライブ撮影で使用したLUMIX FZ30が気に入ったので、ノーマルのSDカードしか使えないFZ30からSDHCカード対応の後継機FZ50に買い替えて臨んだのが、操作性が向上していたり、レンスポンスが良くなっていたり、より撮影しやすいカメラになっていて、感心した。
パフォーマンスは、先ず荒木志水さんのソロで始まり、荒木さんの過去の公演で出演されていた井田亜彩実さん、加藤紗希さん、山下彩子さんのソロと続いて行った。
井田亜彩実さん
加藤紗希さん
山下彩子さん
4人それぞれ個性の違うダンスで、なかなか興味深かった。そして、10分程の休憩を挟んでlent.のパフォーマンスが始まった。
柳本さんの音楽(とは言わないのかもしれない。では何と言うのだろう?シンプルに音と言うべきなのだろうか?)は非常に前衛的であり、荒木さんの今までの作品の音楽とは方向性がかなり異なるものだった。
必然的に荒木さんの踊りも今までのものとは少し違ったアプローチをしている様に思えた。無論、そうでなければ別名を使ってソロとは別にユニットで活動する意味はないだろうから当たり前の事であろう。
柳本さんの作り出す音が、無機質で非感情的なものである為、荒木さんの踊りにもいつもの様な物語性は希薄であると感じた。しかし、その事が却って彼女の本質的な部分の表現を浮き上がらせて来ている様な効果があると思えた。
lent.の活動はまだ始まったばかり。即興ユニットという事なので、即興を重ねる毎に成長し、進化して行く事だろうと思う。この二人のコラボレーションがどの様な方向に向かい、どの様なものに到達するのか楽しみにしたいと思う。
EDASHISU 荒枝志津 Shizu Araki Blog : http://blog.goo.ne.jp/shizuaraki/
by ko1kubota
| 2009-12-27 23:27
| Live Photo