2005年 08月 01日
神宮外苑花火大会とインターバル・ムービー |
今日は杉浦君の仕事の手伝いの予定だったのだが、昼過ぎに電話をすると今日は仕事は止めて神宮外苑花火大会へ行こうと誘われる。
急な話だったので、一瞬インターネットで花火撮影の仕方を調べようかと思ったのだが、本格的な花火撮影に三脚は不可欠だろうし、人混みの中三脚を担いでいくのは気が引けたので、一応カメラは持って行って、イベントの雰囲気を撮る程度で良いかと思って何も調べずに出かける。
僕は誘われたのは今年が初めてだが、杉浦君は仕事でお世話になっている廣瀬さんと毎年行っているという事で慣れたもので、会場で買うと高いからと言って駅前のスーパーでお酒やおつまみを買い込んでから電車に乗って神宮へ向かった。
有料自由席のある軟式球場に着くと、既に廣瀬さんが到着していて芝生でくつろいでいた。ほどなく、廣瀬さんのご友人が息子さんを連れて合流し、それぞれビールを片手に場内の特設ステージのライブイベントを楽しみながら、花火大会開始の時間を待つ事となったのが、僕の方はそれどころではなくなってしまった。
今日は生憎の曇り空だと思っていたのだが、日が傾くに連れ晴れ間が覗いて来て、上空では風が出て来たらしく、雲がかなりいい感じで流れ始めたのだ。三脚を持ってこなかった事を返す返すも後悔しつつ、とりあえず雲の写真を撮り始めたのだが、滅多にない良い流れの雲を見ていると諦めきれず、手持ちでインターバル撮影を初めてしまったのだ。
芝生の上に敷いたビニールシートに座って、やや広めに足を開き、膝の上にそれぞれ肘をついてカメラを構え人間三脚になったつもりでインターバル撮影を始めたので、その格好のまま身動きする事が出来なくなってしまった。最初は長時間の撮影は無理と思っていたので、5秒間隔で撮影していたのだが、撮影を続けて行くうちにどんどん撮影を途中で止めるのがもったいなく感じられていき、逆に5秒間隔では長く続けるのは辛いので、ゆっくり時間をかけて撮影間隔を長くしていき、最終的には10秒間隔まで広げる事にした。
しかし、約40分位続けると流石に辛くなって一度撮影を中断してビールを空けたのだが、雲の流れを見ているともったいなくなってまた撮影を再開し、暫くすると雲の流れが一旦途切れたので、今度こそ終わりにしようと再度撮影中断したが、やはりもったいなくなってまた撮影再開するという事を繰り返したが、体がもう言う事を聞かなくて長く続けられなかった。やはり手持ちで手押しのインターバル撮影はきつ過ぎる。
その時の写真をインターバル・ムービーにしたが、どんなに人間三脚になったつもりでもやはり手持ちなので手ブレしているし、撮影間隔のガタ付きもうまく調整しきれなかった。
後悔先に立たずと言うが、悔やんでも悔やみきれないし、労力を費やしただけの満足感も得られない。三脚とインターバル・タイマーさえあれば、セッティングさえ済ませれば後はビールを飲みながらのほほんとしているだけで、手ブレもガタ付きもないインターバル・ムービーが出来上がったのだと思うと、小型三脚とインターバル・タイマーを買うべきだと心に誓う。
そんなこんなで花火大会が始まるまでにすっかり疲れてしまったが、花火は綺麗で非常に楽しかった。花火の写真はどうせ本格的な撮影は無理と思っていたので、そんなに撮るつもりはなかったのだが、やはり綺麗な花火を見ていると折角カメラがあるのだからと撮りたくなる。
そこで、設定を変えながら試行錯誤して撮ってみるが、シャッタースピードが速いと花火の光が点になってしまい、花火らしい写真にならないし、シャッター速度を遅くしていくと手持ちではブレてしまって、結局最初に思った通り手持ちではちゃんとした花火撮影は無理というのが結論だった。
by ko1kubota
| 2005-08-01 23:48
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