2005年 11月 15日
マンセル、GPマスターズ優勝! |
元F1&インディチャンピオンのナイジェル・マンセルがGPマスターズで優勝した。
マンセルは僕が好きな唯一の四輪ドライバーだ。(WRCは結構好きなので、唯一は言い過ぎかも知れない(^^;))
マンセルがきっかけでF1を見る様になり、マンセルの引退でF1を離れ、マンセルを見る為にインディカーを見る様になり、マンセルの引退でインディカーも見なくなった。
F1もインディカーも、レースではなく椅子取りゲームなんじゃないかと思う。唯一、本当にレースをしていたのはマンセルだけだったんじゃないかと思う。
マンセルのレースだけは、まるでWGPを見ているみたいに興奮した。あの、トップを走るセナに、オフィシャルが思わず青旗を振ったモナコGP。コース中をまるで蛇行するように、インにアウトにマシンを降り続け、最後まで何とか隙を見つけてセナを抜こうと諦めなかったマンセル。間違いなくF1史上に残るベストレースだろう。
もう二度とあんなレースを見る事はないだろう。あのレースを見てしまったら、もうF1を見る必要はない。そこまで思ったものだ。
でも、気がつくとMotoGPもなんだかF1の様な椅子取りゲームになってしまった様な気がする。
「F1なんかレースじゃない!これがレースだ!これこそが本当のレースなんだ!」そう叫びたかった、レイニーとシュワンツのバトル。コシンスキーやビアッジ、カピロッシを相手に信じられない様な鮮やかなパッシングを見せた原田哲也。今はもうあの時に様にレースを見ながら「ウォー!」とか「何〜!そこで行くか〜!」なんて歓声を上げる事もすっかり無くなってしまった。
もう一度MotoGPがあの頃のWGPの様な輝きを取り戻して欲しいと思う。
by ko1kubota
| 2005-11-15 02:52
| MotoGP